列車間違えポイント破損 ダイヤに影響なし JR九州-asahi.com

 23日午前10時10分ごろ、熊本市蓮台寺4丁目のJR九州熊本運輸センター(車両基地)で、列車(2両編成)の入れ替え作業中、運転士らが作業予定と別の列車を動かし、線路のポイントを破損した。列車に破損はなく、ポイントは同日午後3時ごろ復旧した。ダイヤへの影響はなかった。

 JR九州熊本支社によると、同センターは列車の修理や燃料補給をする車両基地で、事故当時、ポイントの信号は2番線の列車が15番線に出る表示をしていた。しかし、JR九州のグループ会社、ジェイアール九州メンテナンスの運転士と誘導員の2人が、間違って3番線の列車に乗り込み動かした。同支社は、2人がなぜ列車を間違って乗ったか、などを調べている。
 同支社管内では7月から、熊本駅で列車が停車中のホームに後続2本が誤進入したり、回送列車が信号無視して緊急停止したりした。さらに南荒尾駅ではオーバーランするなどのトラブルが続いている。